参考「商業水洗について」

第6グループ
 
事例6
商品:ドレスシャツ
苦情内容:
商業水洗いをしたら、襟部分などに縞の赤い染料の色泣きが発生した。
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表地:綿 100%
取扱絵表示

オフホワイト、生成色、淡色物は傾向増白剤入り洗剤を使用すると変色することがあります。

苦情品の外観
衿端、衿縫い目などに縞の赤い染料の色泣きが認められる。色泣きは縫い糸までにも及んでいる。



 染色堅牢度データ
ホットプレッシング試験
・何故この現象が起こるのか?

赤い縞部分は、バット染料による先染めである。

1,バット染料は、一般に酸・アルカリに対しても比較的安定で堅牢度が高いので、染色時の何らかの不具合か?
2,ホットプレッシング試験において、水だけでは問題なく、界面活性剤が存在すると汚染することから、商業クリーニング時の濯ぎ不足が考えられる。

・判断基準と試験方法
商業クリーニングで、濡れがけプレスされていることから、ホットプレッシング試験を、pHを変えたり、界面活性剤を付与したりして条件を広げて行う。


・商品を企画・生産・販売する場合の注意事項
1,カッターシャツとして扱われた場合、強洗浄濡れがけプレスが行われるので、特に赤白の組み合わせなどは、ドレスシャツとして扱ってもらう表示をする。
 →カッターシャツ:ランドリー(白物洗い)
 →ドレスシャツ :ウェットクリーニングまたは
          ランドリー(黒物洗い)
2,クリーニングは、濯ぎを十分行い、最終pHや界面活性剤の残留に注意する。
 
   
参考「商業水洗について」