TAの集い:レポート

29年度
掲載日2017.6.30

集い 「関東衣料管理士の集い」勉強会

日 時
平成29年6月23日(金)18:30~20:30
テーマ
機能性素材の試験方法及び加工方法の基本知識
講 師
一般財団法人 ボーケン品質評価機構 
業務部 業務推進課 研修センター 
所長 尾池満広氏

〔概 要〕
 近年、ファッション製品にも機能性を付与したものが多いことから、『機能性素材の試験方法及び加工方法の基本知識』というテーマで、はっ水性・吸汗速乾・吸湿発熱・接触冷感・紫外線遮蔽・帯電性・抗菌性 と良く行われている加工について、それぞれの試験方法・評価方法・評価の基準や目安・加工方法・不良の原因と改善方法についてご講演頂きました。
 試験方法については、動画を見せて頂いた後に試験方法・評価方法についてご説明頂いたので、とてもわかり易く理解が深まりました。また、加工方法と不良の原因及び改善方法についても詳しくご説明頂いたので、今後改善が必要なものがあった際にはとても役立つ内容でした。更に、ボーケン様で開発された試験方法もあり、ボーケン法の吸湿発熱性試験についてもご説明頂きました。
 また、加工剤として使用されるカチオン系の柔軟剤については、「強カチオン」と「弱カチオン」の種類があり、強カチオンは非常にぬめり感のある柔らかい風合いが出るが、オフ白・淡色・蛍光増白処理した白物に使用すると、カチオン焼け(黄変)が生じてリピートが合わなくなるなど、実際に染色の業務に携わっていらしたからこそというお話も伺うことができ、とても有意義な勉強会となりました。

掲載日2017.6.30

集い 「関西衣料管理士の集い」勉強会

日 時
2017年5月26日金曜日 18:30~20:00
場 所
DFE貸会議室
大阪市北区芝田2-7-18オーエックス梅田ビル7階
テーマ
家庭用品品質表示法の改正について
講 師
一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
コンプライアンス委員会 品質管理小委員会
委員長 藤吉 一隆 様
(㈱レナウンアパレル科学研究所 代表取締役)

〔概 要〕
 今回は昨年12月と今年4月に改正された家庭用品品質表示法について
 ・消費者にとって分かりやすくなるよう新たに表示事項を追加し、表示内容の変更を行う
 ・安全性を十分に担保しつつ、合理的な方法で表示を行わせる
という概要のもと直接改正に携わっておられる藤吉様に、実務提要作成の進行状況などを交えてお話いただきました。
 家庭用品品質表示法以外のアパレル製品に関するさまざまな法令についても話をしていただき、テーマの家庭用品品質表示法については制定の経緯、今回の改正で雑貨工業品などの合理的な方法の表示への変更の説明、アパレル製品の指定用語改正の内容を詳しく聞くことが出来ました。
すでに運用されている取扱表示については、好ましくない表示の組み合わせ例などの提示があり、より理解が深まりました。
 指定用語の改正のお話では、混用率の試験を行い表示の指導を担う検査団体の方や表示の取り扱いをするアパレルメーカーの方などからの質問も多く寄せられ、注目度の高さを感じました。
今回新たに表示されることになった複合繊維が商品に表示され、下げ札などで目にする時期を心待ちにしたいと思います。